ノートンゴーストを目標にしているバックアップ専用の1CD Linuxです。ハードディスク(パーティション)を丸ごとバックアップしたり、それをネットワーク先のパソコンに保存したり、リカバリDVDが作れたり、とっても便利。LinuxだけでなくWindows(NTFS)やその他諸々のファイルシステムに対応してます。
起動方法
- CD/DVDから起動する ISOイメージをダウンロードし、CD/DVDに焼いて再起動
- USBメモリから起動する UNetbootinを使えば簡単にブートUSBが作成できます(メニューから選択するとバージョンが古い。UNetbootinがバージョンアップされるまでISOファイルを自分で指定した方が良い)
- HDDから起動する 定期的に使うならGRUBのメニューに登録しておくと楽(少し設定が難しいけど)
使い方(バックアップ)
対話式の質問に答えるだけですが、日本語が少し分かりにくい。私が普通にWindowsのCドライブをバックアップした時のログを書いておく。
6GB使用しているWindows XPを、3.5GBに圧縮して保存してくれました。文章で書くと長くなりましたけど、日本語が微妙なこと以外は難しくないです。ただし気になる点が一つ。選択を間違えても前に戻れない? Ctrl+Alt+Delで再起動するしかないのかな?
- Choose language
「ja_JP.UTF-8 Japanese|日本語」を選択- Configuring console-data
「キーマップをいじらない」を選択- Clonezilla を開始します
「Start_Clonezilla」を選択- Clonezilla、〜2つのモードを選べます〜
・device-image → HDD(パーティション)をファイル化
・device-device → HDD(パーティション)を別のHDD(パーティション)にそのままコピー?
ファイル化したいので「device-image」を選んだ。「device-device」はそのまま既存システムの複製を作るのだと思う。- Clonezilla イメージディレクトリのマウント
保存先を手元のHDD・USBドライブ等にするか、ネットワーク経由にするかを指定する。「local_dev(ローカルディスク〜)」を選択- Clonezilla イメージリポジトリとして USB デバイスを使用したい場合〜
これ以降でUSB機器を挿しても認識されないよ、という注意書き。よければEnterを押す- Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)/モード、ここでデバイスを〜
保存先のパーティションを選択する。バックアップ元と同じパーティションを選んではいけない。私の場合はUSB-HDDにした- Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)、イメージ用のディレクトリは〜
保存先のフォルダを選択- ファイルシステムディスク使用量
Enterを押す- Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)、拡張パラメーターに〜
「Beginner(初心者モード〜)」を選択- Clonezilla:モードを選択して下さい
・savedisk → HDD丸ごとバックアップ
・saveparts → パーティションごとにバックアップ
・restoredisk → HDD丸ごとリストア
・restoreparts → パーティションごとにリストア
Cドライブだけでいいので「saveparts」を選択した- Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)/モード:saveparts、イメージの保存名〜
ファイル名を(必要なら)変更する- Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)/モード:saveparts、保存するコピー元〜
バックアップしたいパーティションをスペースでチェックする。複数選択可。- ps. 次回直接このコマンドを実行してください〜
これから行われるコマンドが表示される。Enterを押す- 本当に続けてもよろしいですか ? (y/n)
最後の確認- 再度、Clonezilla を使用したい場合:〜
Enterを押すとパソコンの電源を切るか、再起動するか、コマンドで頑張るかを聞いてくる。「0(Poweroff)」「1(Reboot)」のどちらかでいいかと
使い方(リストア)
思い切ってWindowsを完全消去(dd if=/dev/zero of=/dev/sda1 bs=10MB)してからやってみた(^^;
無事にWindowsの修復が成功しました。むかーし、KNOPPIXのPartition ImageでNTFSの復旧に失敗したことがあったっけ。古いトラウマが再現されなくて良かった良かった。
- Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)、拡張パラメーターに〜
「Beginner(初心者モード〜)」を選択。ここまではバックアップ時と同じ- Clonezilla:モードを選択して下さい
「restoreparts」を選択- Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)/モード:restoreparts、リストアするイメージ〜
バックアップファイルを選択- Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)/モード:restoreparts、リストアするコピー先〜
復元先のパーティションを選択。ここを間違えるとデータが消える!- ps. 次回直接このコマンドを実行してください〜
そのままEnter- 本当に続けてもよろしいですか ? (y/n)
- 再度問い合せてください。本当に続けてもよろしいですか ? (y/n)
しつこいですね- 再度、Clonezilla を使用したい場合:〜
Enterを押すとパソコンの電源を切るか、再起動するか、コマンドで頑張るかを聞いてくる。「0(Poweroff)」「1(Reboot)」のどちらかでいいかと
とまあ、今回Windowsのバックアップをしてみましたが、WindowsだけならMacrium Reflectの方がいいなあ、という結論に至ったわけであります(なんじゃそりゃ?)
01:08 pm | コメントする |