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カテゴリー » Linux » ソフト紹介 November 21, 2010

Clonezilla Live Linux

http://clonezilla.org/

ノートンゴーストを目標にしているバックアップ専用の1CD Linuxです。ハードディスク(パーティション)を丸ごとバックアップしたり、それをネットワーク先のパソコンに保存したり、リカバリDVDが作れたり、とっても便利。LinuxだけでなくWindows(NTFS)やその他諸々のファイルシステムに対応してます。


起動方法
  • CD/DVDから起動する
  • ISOイメージをダウンロードし、CD/DVDに焼いて再起動
  • USBメモリから起動する
  • UNetbootinを使えば簡単にブートUSBが作成できます(メニューから選択するとバージョンが古い。UNetbootinがバージョンアップされるまでISOファイルを自分で指定した方が良い)
  • HDDから起動する
  • 定期的に使うならGRUBのメニューに登録しておくと楽(少し設定が難しいけど)


使い方(バックアップ)
対話式の質問に答えるだけですが、日本語が少し分かりにくい。私が普通にWindowsのCドライブをバックアップした時のログを書いておく。
  1. Choose language
  2. 「ja_JP.UTF-8 Japanese|日本語」を選択
  3. Configuring console-data
  4. 「キーマップをいじらない」を選択
  5. Clonezilla を開始します
  6. 「Start_Clonezilla」を選択
  7. Clonezilla、〜2つのモードを選べます〜
  8. ・device-image → HDD(パーティション)をファイル化
    ・device-device → HDD(パーティション)を別のHDD(パーティション)にそのままコピー?

    ファイル化したいので「device-image」を選んだ。「device-device」はそのまま既存システムの複製を作るのだと思う。
  9. Clonezilla イメージディレクトリのマウント
  10. 保存先を手元のHDD・USBドライブ等にするか、ネットワーク経由にするかを指定する。「local_dev(ローカルディスク〜)」を選択
  11. Clonezilla イメージリポジトリとして USB デバイスを使用したい場合〜
  12. これ以降でUSB機器を挿しても認識されないよ、という注意書き。よければEnterを押す
  13. Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)/モード、ここでデバイスを〜
  14. 保存先のパーティションを選択する。バックアップ元と同じパーティションを選んではいけない。私の場合はUSB-HDDにした
  15. Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)、イメージ用のディレクトリは〜
  16. 保存先のフォルダを選択
  17. ファイルシステムディスク使用量
  18. Enterを押す
  19. Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)、拡張パラメーターに〜
  20. 「Beginner(初心者モード〜)」を選択
  21. Clonezilla:モードを選択して下さい
  22. ・savedisk → HDD丸ごとバックアップ
    ・saveparts → パーティションごとにバックアップ
    ・restoredisk → HDD丸ごとリストア
    ・restoreparts → パーティションごとにリストア

    Cドライブだけでいいので「saveparts」を選択した
  23. Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)/モード:saveparts、イメージの保存名〜
  24. ファイル名を(必要なら)変更する
  25. Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)/モード:saveparts、保存するコピー元〜
  26. バックアップしたいパーティションをスペースでチェックする。複数選択可。
  27. ps. 次回直接このコマンドを実行してください〜
  28. これから行われるコマンドが表示される。Enterを押す
  29. 本当に続けてもよろしいですか ? (y/n)
  30. 最後の確認
  31. 再度、Clonezilla を使用したい場合:〜
  32. Enterを押すとパソコンの電源を切るか、再起動するか、コマンドで頑張るかを聞いてくる。「0(Poweroff)」「1(Reboot)」のどちらかでいいかと
6GB使用しているWindows XPを、3.5GBに圧縮して保存してくれました。文章で書くと長くなりましたけど、日本語が微妙なこと以外は難しくないです。ただし気になる点が一つ。選択を間違えても前に戻れない? Ctrl+Alt+Delで再起動するしかないのかな?


使い方(リストア)
思い切ってWindowsを完全消去(dd if=/dev/zero of=/dev/sda1 bs=10MB)してからやってみた(^^;
  1. Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)、拡張パラメーターに〜
  2. 「Beginner(初心者モード〜)」を選択。ここまではバックアップ時と同じ
  3. Clonezilla:モードを選択して下さい
  4. 「restoreparts」を選択
  5. Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)/モード:restoreparts、リストアするイメージ〜
  6. バックアップファイルを選択
  7. Clonezilla-オープンソース複製システム(OCS)/モード:restoreparts、リストアするコピー先〜
  8. 復元先のパーティションを選択。ここを間違えるとデータが消える!
  9. ps. 次回直接このコマンドを実行してください〜
  10. そのままEnter
  11. 本当に続けてもよろしいですか ? (y/n)
  12. 再度問い合せてください。本当に続けてもよろしいですか ? (y/n)
  13. しつこいですね
  14. 再度、Clonezilla を使用したい場合:〜
  15. Enterを押すとパソコンの電源を切るか、再起動するか、コマンドで頑張るかを聞いてくる。「0(Poweroff)」「1(Reboot)」のどちらかでいいかと
無事にWindowsの修復が成功しました。むかーし、KNOPPIXのPartition ImageでNTFSの復旧に失敗したことがあったっけ。古いトラウマが再現されなくて良かった良かった。

とまあ、今回Windowsのバックアップをしてみましたが、WindowsだけならMacrium Reflectの方がいいなあ、という結論に至ったわけであります(なんじゃそりゃ?)
01:08 pm | コメントする |

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