日経Linux 2010年7月号に「7大Linuxディストリビューション対決 & Ubuntu 10.04の実力」という記事が載ってました。
Fedora・
Ubuntu・
openSUSE・
Debian・
Vine・
CentOS・…あと一つはなんだったかな? 立ち読みしただけなので細かいことは覚えてないのですが、ディストリビューションを「インストール」「セキュリティー」等の項目別で順位付けする企画です。総合一位は当然Ubuntuです。題に名前が入ってるのに負けるわけがない。
比較の一つに「マルチメディアへの対応度」がありました。その中で「Vineは公式・非公式を問わず、音楽・動画コーデックが用意されてない」と書いてあってビックリ。Fedoraの前はVineを使っていたけど、xmmsでMP3を再生できてたし、MPlayerも“self-なんちゃら”で導入できた記憶があります。gstreamerのプラグインも同様のはず。あれを読んでVineをインストールしようと思う人はいないだろう。なんというネガキャン。
まあでも、Vineの公式サイトを軽く一通り読んでみたけど、“self-なんちゃら”の情報をほとんど見つけられませんでした。ユーザーガイドの
[サウンドとビデオ]のところを見ても、[ディスク作成ツール]以外の箇所が執筆中で何も書いてないです。情報の無さが「コーデックが無い」という誤解を与える原因になったかもしれません。
≪追記≫今さっきVine 5.1をインストールしてみたんですよ。最近は「アプリケーションの追加と削除」なるものがメニューにあるんですね。おもむろにそれをクリックして「制限付きソフトウェア」の項目を見ると
task-all-codecs
マルチメディアコーデックやプラグインのためのバーチャルパッケージ
マルチメディアコーデックやプラグインを簡単にインストールするための
仮想パッケージです。
apt-get を使ってこのパッケージをインストールすることで、
多くのマルチメディアコーデックやプラグインを
インストールすることができます。
めっちゃ普通にコーデックのパッケージが紹介されてるじゃないか。これで「コーデックが無い」と書くのは駄目すぎる。全然Vine使わずに書いたのか…
話はそれるけど、今のVineはデフォルトでTkNamazu(Namazu)が入らないのね。日本語のマニュアル・日本語のman・
JFの文書を全文検索する機能は、最初からあると便利だと思うけどなぁ。
≪追記≫またまた本題と少し話がずれるが、task-all-codecs のインストールが1時間経っても終わらない…型落ちマシンだとビルドに凄く時間が掛かる。この辺りはVineの良くないところですな。
≪追記 2010/07/22≫http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20100604/348847/にお詫びと訂正が載りました
上の記事に対するコメントです
1. NONAME 2010/10/25 08:39