Fedoraをネットからアップグレードする方法は、専用ツールのPreUpgradeを使うか手動でyumコマンドを叩くかの二つやり方があります。後者の方が安全確実だと私は思っているのですが、今回はPreUpgradeを利用してみようかなーっと。
PreUpgradeの実行には /boot に数百MBの空きが必要です。/boot を別パーティションに分けていている場合は容量不足に注意!
PreUpgradeを起動
$ sudo yum install preupgrade $ sudo -H preupgradeあとは数回クリックするだけです。幸いにもエラー無く終了しました。すんなり終わって拍子抜け。
念のためrpmデータベースに異常がないかチェック
$ sudo yum check 1:ibus-mozc-1.2.831.102-1.fc15.1.x86_64 は次の要求が不足ています: libprotobuf.so.6()(64bit) 1:mozc-1.2.831.102-1.fc15.1.x86_64 は次の要求が不足ています: libprotobuf.so.6()(64bit) 1:scim-mozc-1.2.831.102-2.fc15.1.x86_64 は次の要求が不足ています: libprotobuf.so.6()(64bit) エラー: check allうぅ、やっぱり依存関係のエラーがあるじゃないか…これって私の野良パッケージが原因だな。Mozcで日本語入力できないし、早急にFedora 16向けのリポジトリを作ってアップデートせねば。
12:35 am | コメントする |
1. こで@なごみ大明神 (Website) 2011/11/11 07:08
PreUpgradeはAnacondaのUpgrade実行とほぼ同じはずなので、依存関係は一部無視して--force扱いでインストールされますね。
うちのibus、また半角キーでトグルできなくなってるんですがそちらは大丈夫ですか?
2.
Sawa 2011/11/16 01:14
初めてPreUpgradeを使ったのですが、これって/bootから起動してAnacondaが動くのですね。
Fedora本体が停止した状態で行われるので yum より安全かも…と今回思いました。
依存関係の不備を教えてくれないという不満がありますけどね。
少なくともUbuntuのアップグレード作業より安全。好感を持ちました。
> うちのibus、また半角キーでトグルできなくなってるんですがそちらは大丈夫ですか?
修正アップデートが来ましたね。